平成29年7月例会 『コンディショニングとは? ~心身を整える~』
◆20期 フォーラム・アイ 7月定例会議事録
○日時:2017年7月14日(金)PM6:30~
○場所:東成区民センター 604号室
○参加者:柳川、松尾、玉利、小林、増井、金井、喜田、名倉(敬称略)
■『コンディショニングとは? ~心身を整える~』
■講師
佐藤曜子様
2007年に日本体育協会公認アスレティックトレーナーを取得。
中高、専門学校の教員やスポーツ整形外科でのトレーナーを経験。
2013年にアロマテラピーインストラクター、2016年にアロマセラピストを取得。
現在は一般社団法人職員として、コンディショニングにかかわる人材育成や普及活動を行っている。
■セミナー内容
コンディショニングってなに?という基本から日常生活でできる「心身を整える」ことを今日からできることを、①睡眠 ②食事 ③入浴 ④ストレッチング ⑤エクササイズの4つのポイントごとに学びました。
■コンデションとは、状態の意味。ここでは心身の状態のこと。
コンディションを良くするには、
• 時間的、質的に十分な睡眠をとる
• 栄養バランスの整った食事をとる
• お風呂に入る
• ストレッチングをする
• 運動をする
• マッサージをうける などして、心身をより良い状態に整える
■睡眠
• 睡眠中に脳の大掃除が行われている
• ・睡眠不足で一度低下した認知能力は、十分な睡眠を3日間とっても正常にもどらない
良い睡眠を得るには、メラトニン(睡眠ホルモン)、セロトニン(抗ストレス作用・幸せホルモン)、トリプトファン(必須アミノ酸)のバランス。
■睡眠の質を向上するには
・環境を整える
メラトニン=強い光の下では分泌されにくい
生活騒音をマスキングする=防ぐのではなく、ストレスのない適度な騒がしさ
快適な室温、湿度を保つ
・起床時間を整える
サーカディアンリズムを一定にする
・副交感神経を優位にする
入浴、アロマテラピー、マッサージ、ストレッチング、瞑想など
・バランスのよい食事
トリプトファンなど
■食事
質の良い食事が、質の良い睡眠を作る
イミダゾールジペプチド=鶏の胸肉に多く含まれるたんぱく質。抗酸化作用が高い
2週間摂取し続けることで、効果が出る=疲れにくくなる。疲れが回復しやすいなど
■入浴
入浴の効果
温熱効果=身体を温める。血行促進
水圧効果=血液循環促進
浮力効果=筋肉、関節をはじめとする身体のリラックス→脳のリラックス
温度によって、アプローチする自律神経がかわる
交感神経:高めの温度
副交感神経:低めの温度
■ストレッチング・エクササイズ
座ったままでできるストレッチングを実践
■クラフト体験
持参頂いた、エプソムソルト・アロマの精油を使い、各自それぞれの折木なるバスソルトを作りました
■総評
どこか調子がすっきりしない!そんな声が多く聞こえる年齢となってきました。
本当に調子が悪いと、病院へ行くべきですが、日々、少し気をつけることで、疲労を取り、コンディションを良くする手法を学びました。
私も、翌日、頂いたバスソルトで入浴しました。
暑い夏ですが、少し意識を変えて、たまにはシャワーではなくお風呂に入る。
そんな気づきを頂くことが出来ました。
【報告事項】
■8月例会担当 岡田さんより
8月26日 8月例会 平和を考える勉強会案内のチラシを配布
文責:名倉 信一