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平成27年4月例会 コピーライティング講座『商品価値を高め、顧客に届く広報の仕組みづくり。』

◆18期 フォーラム・アイ 第7回 4月定例会議事録◆
○日時:2015年4月3日(金)PM6:30~
○場所:東成区民ホール6F 604号室
○参加者:岡田、清水、松尾、児玉、玉利、横山、名倉、柳川、濱田、喜田、
西村、増井

○オブザーバー:沼田、田中、古川、松森、平倉、文野、高村 (敬称略)

★“コピーライティング講座”
『商品価値を高め、顧客に届く広報の仕組みづくり。』★
(講師)アップ・セット株式会社  金井 直子:コピーライター/
広報コンサルタント
*アップ・セットの意味:NBA用語 下位のチームが上位のチームに勝つ。
小さな会社が大企業に勝つにはどうしたらいいのかを目指す。

◎企業の悩み
・良い商品、サービスなのに売れない。
・価格競争に巻き込まれたくない。
・表現方法に苦労する。
・うまく伝えられない。

◎インターナル ブランディング:社長の思いを企業内で共有する。
ブレないで、ともに同じ方向に進むために必要。

<セミナーテーマ>
●広告と広報の違いは?
・『広告』:広く世間一般に告げること。→お金がかかる。
・『広報』:情報発信を行うこと。→お金がかからない。
*広報を上手に使うとそれほどお金をかけずに集客するのが可能。

●知らせる と 伝えるの違いは?
・『知らせる』:一方通行
・『伝える』:行動を促す。ファンを作っていく。理解して行動してもらう。

●キャッチコピーの役割
・興味、関心を持ってもらい印象ずける。
・興味のない人を振り向かせて、いいかも!と思わせて気にしてもらい
購入(行動)を促す。

●キャッチコピーのダメな例
・バスケ観に行こうよ。→漠然すぎる
・SEになれば楽しい未来が待っている。→根拠なし
・○○のことなら、○○するなら。→お客さまが言うこと。
・今なら○○%オフ→商品の価値を高めていない

◎学習塾のチラシの依頼
・塾の良いところを宣伝するチラシでは効果はない。
*効果のあるチラシにするには?
・ターゲットは、子供の親にしぼる。
・この塾にまかしたら成績が上がるという期待値を書く。
・情熱、個性的でやる気のある先生の自己紹介を入れる。
〇聞き取りを十分に行うこと。(強み、特色を見つけて発信する)

●コンセプト設計
・伝える①
「誰に」→「何を」→「なぜ」
お客様の声 
を考える。
・伝える②
「ダレ」:コアターゲット→「ナニを」:切り口 どのようなことを一番伝えたいか
→「ナゼ」:顧客視点、なぜ喜んでくれたのか?また買いたくなるのか?選んだのはなぜか?
リピターになったのはなぜか?
を考える。

*深掘りして強み、アピールできることをつきつめる。

☆近江牛の写真を見て、中小企業のオーナーが行くような本町のステーキハウスの
キャッチコピーを考える練習。

『ご褒美においしい肉を食べるぞ!』
『今までに味わったことのない極上の“ひとりメシ”はじめませんか?』
-とびきり美味しいお肉プラス至福の瞬間(とき)にしたづつみ!-
●モノが伝わる流
・誰が→どういった想いで(背景、キッカケ)→誰のために

●AID MAの法則
Attntion: 注意をひく
Interest: 興味を持ってもらう
Desire: 欲求をかきたてる
Emotion: 感動してもらう
Memory: 記憶してもらう
Action: 行動を促す

●Emotion(共感)が大切。
・お客さまと共感を得るような文章:“あるある”感。自分の気持ちを第三者
が言ってくれれば スッキリする。信頼関係が生まれる。

●キャッチコピーの例
・アシックス 鬼塚喜八郎氏のHPの言葉。『失敗の履歴書』
自分の想いを伝えるのには、短ければ良いというものでもない。
伝えたいこと、感動したことをしっかり伝える。

・服が変な日は、まっすぐ帰る(百貨店)
・辞表をたたきつけるか、チョコレートを食べるか?(明治)
・浮気したこともあったが、やっぱり高橋が一番だ。
妻は、本当のことを知らない、でも高橋は、私のすべてを知っている。

☆ストーリー、エピソードを強く意識してキャッチコピーを考える。

★ストーリ・エピソードーを意識して日頃よりキャッチコピーを
つくる練習を繰り返ししておくことで、徐々にレベルが上がってくる。

文責:増井義仁