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平成29年3月例会 会社を強くする労務のルール

20期 フォーラム・アイ 第6回 定例会 3月議事録

○日時:2017年3月10日(金)PM6:30~

○場所:東成区民センター 6F

○参加者:岡田、柳川、松尾、玉利、濱田、横山、中西、小林、増井、名倉(敬称略)

 

■会社を強くする労務のルール

 

■講師 
社会保険労務士法人ミライガ  特定社会保険労務士  池上裕美様
2005年に社会保険労務士の資格を取得。翌年、大手会計系コンサルティングのグループ内にて社会保険労務法人代表社員となる。

2014年1月に現在の社会保険労務士法人ミライガのパートナーとなる。

専門は労務相談、会社のルール作成

年間400件超の労務トラブルの相談対応、労働基準監督署の調査対応、

人事労務コンサルティング、セミナー講師等を中心に活動中。

 

■労務って?

雇い主から報酬を受けるために労働を提供すること。であり、労働に関する事務。
働く上でのルールを作成・運用することである。

■労働法とは、もともとは工場法がベースであり、1947年に労働機銃法に変わった。労働基準法、労働契約法、雇用対策法、労働者災害補償保険法、男女雇用機会均等法、労働組合法、労働関係調整法など、多くの労働関係法令の総称である。

 

■労働法は、
労働者から見ると、自分を守ってくれる法律

経営者から見ると、会社を経営するうえで労働法は知っておく必要があるもの。

※基本、労働者を保護するためのものであって、経営者に有利な内容のものは無い!
(ぶっちゃけ、労働法を正直に遵守していると経営なんて出来ないと言う意見もあるくらい)
運用は会社のステージに応じ、その時のリスクで対応するべきである。
10人規模の企業くらいから考えたほうが良い。

 

■人を雇うときのポイント
・基本、雇用期間を定めると、やめることも、やめさすことも出来ない。

人を雇うときのポイント

①労働契約の期間

②就業の場所・従事する業務の内容

③始業・終業時刻、所定労働時間を超える労働の有無、休憩時間、
休日、休暇、交代制勤務をさせる場合は就業時転換に関する事項

④賃金の決定・計算・支払の方法、賃金の締切・支払の時期に関する
事項

⑤退職に関する事項(解雇の事由を含む)

上記①~⑤は書面の交付による明示が必要!

⑥ 昇給に関する事項

⑦ 退職手当の定めが適用される労働者の範囲、退職手当の決定、
計算・支払の方法、支払の時期に関する事項

⑧ 臨時に支払われる賃金・賞与などに関する事項

⑨ 労働者に負担させる食費・作業用品、その他に関する事項

⑩ 安全衛生に関する事項

⑪ 職業訓練に関する事項

⑫ 災害補償、業務外の傷病扶助に関する事項

⑬ 表彰、制裁に関する事項

⑭ 休職に関する事項

上記⑥~⑭は口頭の明示でもよい事項

 

■人を雇っている時のポイント
・年次有給休暇は雇入日から6ヶ月間継続勤務、全労働日の8割以上出勤で付与。

パートタイマーも、週所定労働日数や、年間所定労働日数に合わせて、付与しないといけない。

・36協定 時間外・休日労働に関する労使協定

1日8時間、1週間に40時間を超えて残業させていないか。

1週間に1日のお休みは与えているか。

残業上限 45時間/1ヶ月  360時間/1年を超えて残業してはダメ

健康診断も、1年に1回受信させる義務。受診時も給与を与える。

事例を沢山お話頂きましたが、全く経営者側には厳しい内容のものばかりでした。
日頃から、こうならないような大作の必要性を感じました。

 

■退職・解雇のポイント

退職・解雇とは、使用者の一方的な意思表示により労働契約(雇用契約)を終了させることを解雇。
<解雇のルール>
解雇予告を30日前に行うか、平均賃金30日分以上の解雇予告手当を支払う(平均賃金を支払った日数分、予告期間を短縮することが出来る)

解雇は、経営者側にとって大変リスクの伴い行為である。
基本的に会社の都合では、解雇できない。という前提があり、
そのためにも、雇用時の判断は、大変重要になってくると感じました。

 

最後に池上さんからの経営者に対してもメッセージとして、以下のお話をいただきました。リスク回避の目的のために、ルールは必要である。
企業の規模にもよるが、就業規則を作成するまで行かなくても、共通のルール作りからはじめましょう。経営者がどの方向に向いているのかを共有し、社員全体が同じ方向を向く様に、日頃からお互いにコミュニケーションを取ることが大切です。

会社を強くする労務のルールを、経営者の目線から、初心者にもわかるように大変わかりやすくお話頂きました。
しかし、事例はお聞きすればするほど、経営側には厳しく、従業員が辞める時などは、辞める側から法的に重箱の隅を突かれるようなことになると、思いもよらない出費や社会的信用を無くすようなことにもなりかねません。日頃から、この分野の情報をしっかり知ることで、そのようにならないよう、日頃から手を打つことの必要性を感じました。

【報告事項】

■レクレーション担当 玉利さん
見積もりどおりの遂行参加者最低目標に達たので、3月31日まで申し込みを延長し締め切ります。保留の方は、それまでにご連絡下さい。
何より、できるだけ早く出欠のご連絡をお願い致します。
■8月例会担当 岡田さんより
8月26日 8月例会 平和を考える勉強会
東成区民ホール、7F 701号室で会場を確保(定員26名)。
以前、お話頂いた松岡さんを中心に、再び南京大虐殺のことをテーマに開催を準備中。

文責:名倉 信一