平成26年8月例会 第6回平和を考える勉強会・映画終わらない戦争
大阪商工会議所東支部・異業種交流会フォーラム・アイ(FI)の平和を考える勉強会が8月8日、大阪市東成区民センターでありました。今年のテーマは日本軍慰安婦です。日本軍慰安婦にされた4か国5人の被害者の証言をもとに、被害体験やその後の人生を再構築したドキュメンタリー映画「終わらない戦争」を見た後、日本軍「慰安婦」問題関西ネットワーク共同代表・方清子さんから慰安婦問題を巡る最近の動き、またその強制性についてお話しいただきました。
先日、朝日新聞が慰安婦問題をめぐる一連の記事の一部を撤回する検証記事を載せました。30数年もたっての記事撤回。もっと早くできなかったのかと不信を抱きます。さらに、私が紙面を見る限り謝罪の言葉もありません。その誤報は日本だけでなく世界にも影響を与えました。きっちりと謝るべきだと思います。
しかし一方、朝日新聞の一部記事撤回だけを取り上げて、ここぞとばかり日本軍慰安婦の強制そのものがでっち上げだったかのようなニュースを流している一部メディアがあります。これはゆゆしきことです。それはその記事の中で朝日新聞が書いているように「被害者を売春婦とおとしめることで自国の名誉を守ろうとする論調」「見たくない過去から目を背け、感情的対立をあおる内向きの言論」です。
勉強会でそのことが、とても分かりやすく理解できました。慰安婦問題を巡る大事な論点を二つ挙げると、
1、当時の朝鮮、台湾は植民地化された日本国でした。そのため、朝鮮、台湾では銃剣を突き付けられて強制連行された慰安婦の例は認められません。しかし「工場で働く」とか「良い働き口がある」などと騙され、日本軍が管理する慰安所に連れて行かれ、その後は無理やり日本兵の性の相手をさせられて、逃げようとしても暴力で逃げられなかった方がたくさんいらっしゃいます。これを強制と言わずに何といんでしょうか。河野談話はこのことをしっかり押さえています。
2、戦地の中国、フィリピン、インドネシア等では、日本兵に銃剣を突き付けられ強制的に慰安婦にされ、強姦され続けた方がたくさんいらっしゃいます。戦後の軍事裁判などでも事実が確定されています。
この日の勉強会で、私たちはそのことを確信しました。
文責:岡田 光司